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今日は、待ちに待ったBBコンサート。BBといえば、勿論バート・バカラックのこと。東京マラソンでダイヤが乱れたら大変だと思って、昼ごはんも食べずに早く家を出たのに、地下鉄のダイヤがどうやったら乱れる訳があるはずもなく・・・、早く着きすぎた。でも、ご飯を食べるには時間が足りない。
巨大な国際フォーラムの一階席はほぼ満席。11年振りの来日だそうなので、大変盛り上がった。
私にとっては、初のバカラック。念願の。 何故なら、11年前は、コンサートの日付を一ヶ月間違えて、終ってしまっていたのだ！我ながらCRAZY！そんな訳で、今日は夢のような日。
本人は、思っていたよりも、繊細な感じの人で、おちゃらけた感じがしない誠実そうな人だった。(11月に見たルグランは一癖ある面白い感じの人だったので。)それに、何だか切ない感じというか少し元気がなさそうな感じがした。気のせいだといいんだけれど。
ME JAPANESE BOYを弾き語りで歌ってくれたり、好きな曲オンパレードで、感無量。涙がこぼれそうになる。コーラスの黒人さんの歌の上手いこと。トレインチャ？さんも素敵だった。
私の席は、前の方だったが、右過ぎた為、ピアノを弾くバカラックの後姿ばかりになってしまったが、そんなことはどうでもよかった。
最後には、舞台にファンが駆け寄ってバカラックに握手してもらう。私も駆け寄ってみたけれど、届かなかったよ。
また会えるのか分からないけれど、バカラックと同時代に生まれて来れただけても幸運だと思った。古代ローマに生まれたり、ロココ時代とかに生まれてこないで本当に良かったとつくづく思う。
どうして切ない感じがするのかと、少し気になっていたのだが、朝日新聞にいい記事が載っていた。今バカラック氏は世界を憂いている。
