mademoiselleTAE2007-04-01



私の住む町で、「夢灯路」という催しが土日の2日間だけあった。
桜の木の下を通る細い路地に灯篭を並べて、3kmくらいのコースを歩きながら、夜桜を楽しむという、何ともロマンティックな催し。
今年初めて行ってみた。

写真では、明かりが灯っているけれど、「一端電源切るよ〜」などと、おじいちゃん達が声を張り上げていて、配線を変えたり保守点検しているので、その都度付いたり消えたり。。。
結局一時間くらいしてから、やっとのことで点灯。何とも田舎らしいのんびりした雰囲気。


満開の桜の下での和太鼓の演奏や、桜並木のある公園では池の周りを囲んで浴衣姿のおばあちゃん達の盆踊り。
大きな池だから、我が町のおばあちゃん達総動員・・・それでも、途切れることなく一周するにはまだ人手不足のようだった。
そして、盆踊りのおばあちゃんは、知り合いが手を振るごとに挨拶したり、記念撮影したりしているので、その度に列が乱れるのだけれど、それもまた楽しい。
タイムスリップしたような懐かしい感じがして、闇の中に浮き上がる桜と灯篭の光は、神々しいような感じがした。
こういう時だけ、日本人で良かったなと思う。
楽しい春の夜だった。