Desire



ここ数日、Desireを聴きっぱなしだ。『イレブン・グラフィティ』『ムーンストーン』『L』に心を鷲掴みにされた私には、始め、物足りないと思ったが・・・
とんでもなかった!!!




■ 6th ALBUM   『 Original Love / Desire デザイア 』   1996.07.19

01. Hum a Tune
02. ブラック・コーヒー
03. ガンボ・チャンプルー・ヌードル
04. 青空の向こうから
05. Masked
06. Words of Love
07. 黒猫
08. 日曜日のルンバ
09. プライマル
10. 少年とスプーン




あな、素晴らしや!!!全曲好きだけれど、 1、4、5、6、8、9、10が特に好きだ。「少年とスプーン」は、一度聴いたら、忘れられないほど美しい。曲も歌詞も声も。「Hum a Tune」も忘れられない。
「Words of Love」の美しすぎる声。とびきりセクシーなこの声!まさに"媚薬系"

この人の曲は、どの曲も、"一度聴いたら忘れられない"という特徴があるのね。名曲って、大体そういうものなのだろうけれど。世の中には、何度聴いても覚えられない曲もあるから、これは気持ちのいいこと。口ずさみたくなるということ。


そして、異国へひとっ飛びで、夏。この異国感が鼻について聴きにくかったけれど、聴けば聴くほど、この異国情緒がたまらない。今の季節にぴったりだ。クレイジーケンバンドの「プーナ」を彷彿させるような曲もある。横山剣さんが、オリジナル・ラヴ ファンな理由がやっと分かった。





ジャケットのアートワークは、オリラヴのCD史上、ワーストワンと言っても、言い過ぎではなかろう。いくらハンサムだからって、これはいかん。この美しい音楽を聴きたい人は、このジャケットだと手にしないような気がする。これだけはやめておこうとするだろう。だから、私みたいに10年損することになる人が後を絶たない。だって、これが部屋においてあったら、来客があった時、なんか恥ずかしいもの。私なら、慌てて見えないところへ突っ込む。