近所にある覚性寺という寺で、元朝祈祷に参加した。
紅白が終って*1すぐ、家を出て、零時丁度から始まる。

平均年齢70歳くらいの集まりなので、めかし込んだ私はひどく浮いてしまう。こういうところには、毛皮じゃなくて、半纏とか着てくる方が似合うのだということを知った。

祖母や祖父の葬式の時と同じ坊さんが出てきて、新年の挨拶をし祈祷が始まった。
炎がだんだん高くなって天上まで届いたので、天上が燃えて火事になるかと思うくらいだった。部屋中がけむりになって、あまりにすごいむけりだったので、誰かが窓を開け、換気扇を回した。このけむりを吸いながら祈ると御利益があり、無病息災、厄除け払いになるそうだ。


祈祷が一時間ほどで終ったあと、今年は煙が出すぎましたね、と坊さん。あぁ、やっぱり私が思った通り火事になる寸前だったみたい・・・・・


甘酒と、御札を頂いて覚性寺を後にし、近所の熊野神社の初詣をはしごする。熊野神社の甘酒の方が覚性寺の甘酒よりも旨い旨いと言っている不謹慎な私達親子は今年も御利益がなさそうだと思った・・・

スリランカ人の友達曰く、「私の国と祈りは似ているが、お酒を飲むのは悪いことだから、どうして、祈った後にお酒を飲むのか分からない」と言っていた。

*1:紅白は、母が好きなので!