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■ 映画 スラムドッグ$ミリオネア ★★★★★★*1
今までで一番遠出をして、なんと車で若葉にある若葉ウォークのシネプレックスという映画館まで行った。それだけでも感動したが、映画は、圧倒的に素晴らしかった。映画を観た後も、その世界に入っている感じで、ジャマールとラティカ、サリームが頭の中に出てくる。
インドを舞台にしたイギリス映画で、インド見たさとA.R.ラフマーンの音楽聴きたさとで行ったものの、それ以上に素晴らしかった。
サリームによって引き裂かれたようなジャマールとラティカだが、サリームが助けなければ、二人とも命を落としていたかもしれないのに、最後はサリームが自分の命を犠牲にしても、二人の愛を守り抜くのは圧巻だ。
外国の映画はリアルに撮るのが上手過ぎる。日本の映画は主題は良くてもリアリズムとは無縁で、ドラマとして見れてしまうのだ。「闇の子供たち」も良いことは良いのだが、比べものにならない。ドラマではない「スラムドッグ$ミリオネア」だと思った。
一緒に行った母は、怖くて半分も観られなかったそうだ。可哀想に、感動が分かち合えず残念だ。
*1:五つ星満点では足りない