ポンピドゥーセンター

メトロは便利だが、街の景色が楽しめないので、VELIBヴェリブという街中の至る所にある貸し自転車を利用する積もりだったが、クレジットカードがチケット販売機に読み込んでもらえないのか、ICチップ付きのクレジットでないと駄目なのか、英語も仏語もよく分からないので、人に聞いてもどうにもならず、借りることが出来なかった。落胆するのはまだ早いと、ポンピドゥーセンター付近に貸し自転車屋があると持参した5年前の「地球の歩き方」に書いてあったので、その情報を頼りに行ってみる。




ポンピドゥーの近くのメトロの駅に着き、地上に出ると、階段の上にそびえ立つ、サン・スタッシュ教会。あまりにも美しいので、中に入って一休みする。


 



肝心の貸し自転車屋をやっとの思いで見付けだが・・・・・。
「ウィンターシーズン はクローズ」の貼り紙にがっかりする。



がっかりしたついでに、その界隈をぷらぷらショッピングした後、今まで気が向かなかったセントラル・ポンピドゥーに初めて行った。 現代美術なんて真っ平なんだが、この美術館にはマティスや、ピカソもあるから。



モダンなアーチのようなエスカレーターを上った最上階の6階からはパリが一望出来る。



 



本物のマティスの目の前で授業を受ける子供たち。幼い頃から芸術がいつも身近にあることを羨ましく思う。


 

ポンピドゥー付近の街角のパティスリ。どこの店でも色鮮やかで宝石のように美しいお菓子が並んでいる。ホテルへ帰る為にメトロの駅を探していると、マダムに道を尋ねられる。異邦人の多いパリでは、どう見ても異人種の私でさえパリっ子に間違われるようだ。