真夏の夜のジャズ [DVD]


夏は、理由もなくLIVEに行きたくなる季節だ。ライヴ狂ではない私でさえ、行きたくて仕方ない。我らが"タジマ"は、ちっともやってくれないし・・・。その腹いせに、何か見たい。野外フェスにも一度行ってみたい気もする。


そんなわけでというか、今夜は、地元のCotton Cafe(コットン・カフェ)へ、JAZZ PIANOを聴きに行った。


大徳俊幸 (P)    江森正敏 (B) 



前回の"大徳ピアノトリオ"で味をしめたので、再び。
今回は、ピアノとベースのみ。ドラムがなくても、こんなに素晴らしいものとは初めて知った。
ウッドベース(?)という楽器がこんなに素敵な楽器とは知らなかったから。
今日が初顔合わせだとは信じられない演奏で、そんな風に二人でひとつのものを生み出せたりすることは、憧れる。


大徳さんは、絶妙に肩の力の抜けた素敵なムッシュ。ピアノが素晴らしいのは勿論のことだが、ゆったりとくつろげる雰囲気を作り出してしまう。こういう風に人を楽しませることが出来る人は、なんて魅力的なのだろう。

こんな田舎の、この小さな空間で、大音量でピアノが聴けることも、最高に贅沢。自分の為に弾いてくれていると錯覚してしまうほどだ。



即興ジャズあり、しっとりナンバーあり。イカロスドリーム(?)という曲が素敵だった(そんな曲名ない?)。
デューク・エリントンのサテン・ドールで締めくくり♪
8時くらいから始まり、3ステージ全部見終えて、10時半。
お店の超陽気なマスターと気さくなマダムとも、お話しして、11時。けれど、地元だから、近くていい。
街灯がないところで、田んぼに突っ込みそうになりながら帰る。



まさに、"真夏の夜のジャズ"だったわ♪