闇の子供たち [Blu-ray]


イムリーにも、「臓器移植法 新案」が5月上旬に提出される。外国での渡航移植を制限するWHOの勧告を受け、新案では「14歳以下 臓器提供解禁」「ドナーカード不要」となり、書面での提供意思が確認出来なくとも、脳死患者の家族が提供への同意などの条件を満たせば「人の死」として、日本人0歳から臓器提供が可能となる。

生きている時は、自分の臓器の提供なんてなかなか考えられないから、臓器提供の意思を書面にしている人など少ないに決まっている。提供意思が確認出来なくても提供出来るようになれば、外国の生きている子供の臓器よりも、自国の脳死患者の臓器の提供がなされようになるはずだから、外国の生きている命を奪わなくて済むよう可決されて欲しい。

脳死判定に脳血流が途絶えたことの確認を追加、第三者によるチェック体制を厳しくすることなど判定が厳格化され、子供の場合には虐待を受けていないか、治療は尽くされたかを監視するそうだ。

悪い医者が大金を詰まれて、「ちょっと意識がありそうだが、お金欲しいし臓器が必要だし、脳死にしちゃえや!」なんてことがまかり通るようであってはならない。どうかそんな人が医者になれないような法律を一緒に作って提出してもらいたい。